斎藤睦彦
斎藤睦彦山形県鶴岡市
庄内平野と出羽三山の清流が織りなす恵まれた環境
斎藤睦彦さんの田んぼがあるのは、山形県の北西部に属する日本有数の米どころ庄内地方。山形県で唯一海と接しており、南北100km・東西40kmくらいに広がる平野です。また、北に「出羽富士」と呼ばれる秀峰・鳥海山がそびえ、南には「山伏修行」の山として知られる月山をはじめとする出羽三山に囲まれており、月山の豊富な雪解け水を利用でき、庄内平野の自然と清らかな水、特に環境に恵まれたこの地で斎藤さんは長年栽培を続けています。
農薬や化学肥料には頼らない
恵まれた環境が広がる田んぼで直向きにお米作りを行っている斎藤さん。そんな斎藤さんのこだわりは農薬や化学肥料に頼らず、なるべく自然に近い状態で栽培すること。出羽三山に囲まれ、年間を通じて豊かな清流水を利用することができる為、その時々の環境に合わせ丁寧に土づくりを行い、稲の状態を見ながら適切なタイミングで肥料を与える。そういった自然を使う栽培で健やかな田んぼを作る事を心がけている、と語ってくれました。
お客様の事を一番に考えた米作り
コシヒカリのルーツ「亀の尾」の発祥地でもあり有数の米どころの庄内地方ですが、そんな環境の中でも驕ることなく自然を考え、そしてお米を食べるお客様の事を考え、お米作りに励む斎藤さんは山形県から特別栽培米の認証を受けています。そして安心安全はもちろんのこと、味にもこだわり、毎年毎年美味しくなるお米を作り、また、お米を食べていただくお客様が笑顔になれるような、そんなお米をこれからも作っていきたい。と力強く語ってくれました。