お米にも日本酒やワインのように全国的なコンクールがあるのをご存知でしょうか?
全国のお米農家が自慢のお米でコンクールにノミネートして、「お米の食味」で勝負をします。
全国規模のコンクールが最近増えている傾向にあります。
中には参加品数が3,900件以上にのぼる大規模なコンクールもあります。
コンクールの審査方法は色々とあるようですが、
・食味計や味度計での定量面での審査
・お米業界関係者や一般ユーザーに実際に食べて頂き美味しいと感じるお米を選ぶ官能(かんのう)検査を選択するコンクールが多いと思います。
主なお米のコンクールをご紹介すると、
■米・食味分析鑑定コンクール
昨年の第15回コンクールの総出品数は約3900件以上となり国内で最大級のお米のコンクールです。
最高栄誉の「総合部門」、「道府県代表お米選手権」、「農業高校お米甲子園」、「品種・栽培別部門」、「小学校部門」等、複数の部門があります。
■お米日本一コンテストinしずおか
直近の大会の出品点数は452点(41都道府県、45品種)
■あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト
■米-1グランプリinらんこし
■大阪のいっちゃんうまい!米コンテスト
といったところになります。
販売面での差別化を図るべく、こういったコンクールに参加されるお米農家が増えている印象です。
自分で自分のお米を美味しいというだけでなく、客観的にまた第三者評価でも美味しいお米と言えるように工夫を重ねています。
お米にもコンクールがあり、プロが食味を競っている情報はあまり知られていませんので今回取り上げてみました。