お米の価格はどのように決まって、その違いによってお米の何が変わるのでしょうか?美味しくて、できれば安いお米があれば嬉しいですよね。美味しい新米をお手ごろに手に入れる為に役立つ知識をご紹介します。
中間流通コストがないほど価格は下がる
まずは、農家さんが作ったお米がどのようにして店頭に並ぶのかを見てみましょう。
通常の流通ルート
通常、農家さんの作ったお米はそのままお店に並ぶ事はありません。まずは農協(JA)によって集められ、農協から卸売業者へ販売、そしてさらにそこからスーパー等のいわゆる小売業者へと販売され、その後にようやく消費者である私達の前に並びます。
当然の事ながら、お米を購入する時の価格は「農協<卸売業者<小売業者<消費者」と、間に仲介者が入るほど高くなっていきます。
多様化する新米流通ルート
しかし、最近では上記とは異なるお米の流通も多く見られます。2004年に食糧法が改正されたことにより、それまでよりも緩和された条件で卸売・小売業者となる事が可能となりました。その結果、自由に新米の卸・小売りができるようになっています。また、農協へ出荷せずに、スーパーに直接販売するなど、販売する相手を生産者が自由に決められるようになりました。
この変化によって、消費者は農家さんから新米を直接購入したり、農家さんと直接契約している販売業者から購入したりと、従来のルート以外で新米を手に入れることができます。つまり、自分好みのお米を探して直接購入することで、私たちはより手ごろにおいしい新米を手に入れることができるのです。
美味しい新米にこだわるなら、一杯40円の価格追加を
新米と言っても価格はさまざまです。スーパー等で見かける新米は、平均すると5kgで2000円ほど。そして生産者の顔が見える、農家さんが自信を持って作ったこだわりの新米は、5kgでおよそ4000円が相場です。価格だけ見てみるとその差は2倍。その差に目がいってしまい、安い方が「お手頃」と考えるのは自然な事でしょう。
しかし、1杯あたりではどうでしょうか?1杯を100gとした時、こだわりの新米の1杯あたりの値段は80円。40円を追加することで、産地、栽培方法、生産農家、味にまでこだわりぬいた新米を食べる事ができます。生産農家の顔が見える、安心できる新米。自分が本当に美味しいと思える本物の新米。それがプラス40円で得られるのは「お手頃」ではないでしょうか。
美味しい新米をお手頃な価格で
日本人の主食であるお米。ほぼ毎日口にするものであるからこそ、味も価格にもこだわり抜く価値があります。ツナギのお米は、お米農家との直接契約が中心なので、中間流通をなくして余計なコストをカット!生産者も栽培方法も味わい(食味値)も選べ、味プロの食味鑑定士がオススメするお米を、お求めやすい価格で購入いただけます。
選びぬかれた農家さん達によるこだわりのお米。その中でも新米は販売の時期が限られていますので、人気のお米は本当にあっと言う間に売り切れてしまいます。新米をお求めの方は、ぜひご予約での購入をおすすめいたします。