忙しくて食事の用意に時間をかけられない方も、ポイントを抑えて実践できるコツをご紹介します。
なぜ、脳を育てるのに食事が大事なの?
こどもの脳は、3歳で大人の約80%、6歳で約90%まで成長すると言われています。賢い子に育てる、というと、知育や早期教育といった、外側からのアプローチに目を向けられがち。ですが、脳も身体と同様に食べたものから出来上がっていくため、良い食事を与えることは、育脳に必須と言えるのです。
実は脳は、重量当たりのエネルギー必要量が最も大きい臓器です。脳の主なエネルギー源はブドウ糖ですから、このブドウ糖が安定して脳に供給されるように、食事に気を配る必要があります。
糖が脳に良いと聞くと、お菓子も良いの?と疑問が湧きますが、精製された砂糖の多いお菓子を食べていると、食後すぐ血糖値が急上昇したあと、急激に低下するため、持続力がなく、イライラ感や集中力の低下を招きます。砂糖の多い菓子パンなども同様です。うちの子、癇癪が多いな…集中力がないな…と思ったら、食生活にも一因があるかもしれません。
おやつは、こどもにとってはあくまでも食事で補いきれない栄養を摂るための「補食」 なのです。
育脳には、ごはん食がおすすめ!
お米の主成分である炭水化物は、体内で脳のエネルギー源であるブドウ糖に分解されます。ごはんは、米を粒のまま食べるので、他の主食であるパンやパスタのように小麦を粉にしてから作られたものよりも、ゆっくりと消化・吸収され、腹持ちの良い主食です。ブドウ糖は、体内にたくさん蓄えておくことができないため、安定して長時間維持することのできるごはんは、脳のエネルギー源にぴったりなのです。
更に、お米には身体や脳細胞のもとになるタンパク質や、エネルギーを効率的に産み出すのに役立つビタミン・ミネラルも含まれています。こどもの身体を作る上で必要な栄養を補いやすく、パンやパスタよりもよく噛んで食べることで、脳が活性化されるといった利点もあります。
まずはここから。今日から手軽に始められるポイント
①朝ご飯は必須!忙しい朝は納豆ごはんで決まり。
②おやつは「補食」。おやつ=お菓子の先入観を見直して。
③良質な油を意識!魚は手軽な缶詰におまかせ。
子供におすすめしたいお米
・つぶがしっかりしたお米(咀嚼回数UPで脳の活性化)
黒澤ファーム(黒澤信彦)さんの山形県南陽市産いのちの壱(特別栽培米)
多数のお米コンクールでの受賞実績を持つ農家が育むいのちの壱。
コシヒカリの約1.5倍もある大きい米粒が特徴。頬張った瞬間、これまでにない食感が味わえるお米。
栽培地を限定した、“いのちの壱”という品種のお米です。
味・香りもよく大地の力がギュッと詰まったお米で、食卓の主食から主役になれるお米です。
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・安心安全な有機栽培などのお米
いまい農場(今井耕平)さんの石川県中能登町産こしひかり『平右ェ門』(有機栽培米)
無農薬有機栽培米(有機JAS認定米)のこしひかりです。一切、農薬・化学肥料は使用しておりません。
石川県有機JASの認定を受けたお米で、天然由来のものしか使わないこだわりの有機栽培で栽培した
自然の美味しさを是非ご賞味ください。
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中道農園(中道唯幸)さんの滋賀県野洲市産コシヒカリ(JAS有機・自然栽培米)
10年以上農薬を使っていない田んぼで、肥料をあたえず、自然の力だけで栽培したお米です。
お米本来の味で、クセがなくあっさりとしています。
農薬を一切つかわず栽培したお米で、そのため残留農薬の心配も無用。
安心・安全の澄み切った美味しさをお召し上がりいただけます。
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