そろそろ端午の節句ですね。端午の節句は別名を「菖蒲(しょうぶ)の節句」ともいい、もともと菖蒲や蓬(よもぎ)を軒先に飾り、邪気を祓う行事でした。現在では、鯉のぼりや兜を飾り、ちまきや柏餅を食べて男の子の成長を祝う行事です。
端午の節句の行事食
端午の節句の行事食と言えば、柏餅、ちまき。
男の子が生まれて初めての節句である初節句には「ちまき」を、
2年目からは新しい芽が出るまで古い葉を落とさない柏の葉を使った「柏餅」を。
子孫繁栄、家系が途絶えない縁起物として端午の節句の供え物として用いられてきました。
「ちまき」は中国の端午の行事と共に伝わってきたものですが、柏餅は日本のオリジナルと言われています。
また主に東日本で「柏餅」の文化が広がったのに対し、西日本では柏の木があまり生育しないことから「ちまき」が主流となったとも言われています。ちまきはもち米などで作られたもので、厄を祓う力があるとされています。
「柏餅」を作ろう
そして今回は、電子レンジで簡単に作れる「柏餅」をご紹介。
上新粉(うるち米)と白玉粉(もち米)で作るもちもち食感のお餅に、こしあんをつつんで。
電子レンジで手軽で簡単に作りましょう。
柏餅の作り方
調理時間:約20分
材料(4個分)
- 上新粉
- 70g
- 白玉粉
- 30g
- 砂糖
- 大さじ2
- ぬるま湯
- 160ml
- こしあん
- 100g
- 柏の葉
- 4枚
作り方
❶ 耐熱ボウルに上新粉、白玉粉、砂糖、ぬるま湯を入れて混ぜ合わせ、ラップをふんわりとかけ、電子レンジ(600W)で5分ほど加熱します。
❷ こしあんは4等分にしておきます。
❸ ❶の生地をぬれ布巾にとり、生地が温かいうちにぬれ布巾の上からなめらかになるまで揉みます。
❹ ❸の生地を4等分に分け、楕円形にのばし、2のこしあんをのせて包み、柏の葉で包みます。
ポイント
生地が冷めると固くなりやすいので、温かいうちに揉みこんで餡を包みましょう。濡れ布巾を使って作業すると包みやすいですよ。
端午の節句のお祝い方法
行事食以外も「兜」や「鯉のぼり」を飾ってお祝いするのが、代表的ですね。兜は身を守る道具であることから、子供を災いから守ってもらう。鯉のぼりは子供が鯉のように立派に旅立つように。と言う願いを込められて飾ります。
おわりに
行事食と共に兜や鯉のぼりを一緒に飾って、お祝いをしましょう。
ひとつひとつに込められた意味を子供たちに語らいながらお祝いすると、より一層楽しみも深まると思います。ぜひご家族で楽しんで下さね。
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