暑さが落ち着くと新米の季節ですね。甘みが強く、ふっくらつややかな新米は、それだけでもご馳走ですね。今回は新米を使ってもっとおいしく楽しむために土鍋を使って、秋のごちそう定食を作りましょう。
土鍋で炊くご飯は、難しそう・・・と思われがちですが、沸々と湧き上がって蒸気とお米のおいしそうな香りが出たら弱火にして12分ほど炊き上げ、あとは火を止めてそのまま蒸らすだけ。
新米のおいしい季節だからこそ、ぜひ試してみて下さい。
今回は、シンプルな「さつまいもご飯」のご提案。ごはんによく合う、竜田揚げとマリネを作って、食欲の秋を満喫しましょう。
さつまいもご飯
調理時間:約45分
材料(3~4人分)
- 米
- 2合
- さつまいも
- 1本約200g
- 酒
- 大さじ1
- 塩
- 小さじ1
- 水
- 360ml
- 黒ごま
- 適量
さつまいもご飯の作り方
❶ 米は洗って15分程ザルにあげておく。
❷ さつまいもは1.5cm角に切り、水にさらして水気をきる。
❸ 土鍋に❶の米、水、酒、塩を入れてひと混ぜし、❷のさつまいもを加えて蓋をする。
❹ 土鍋を強火にかけ、沸々として蒸気が上がってきたら弱火にして12分ほど炊く。火を止めて10分ほど蒸らす。器に盛り、黒ごまをふる。
ポイント
・土鍋を加熱するときは、鍋の特性など様々ですので、あくまでも火加減と加熱時間は調節しましょう。
秋鮭の竜田揚げ
調理時間:約15分
材料(2人分)
- 秋鮭
- 2切れ
- (A)酒
- 大さじ1/2
- (A)みりん
- 大さじ1/2
- (A)しょう油
- 大さじ1/2
- (A)おろし生姜
- 小さじ1
- 片栗粉
- 適量
- 揚げ油
- 適量
- 大根おろし
- 適量
- ポン酢しょうゆ
- 適量
秋鮭の竜田揚げの作り方
❶ 鮭はひと口大に切り、(A)の調味料で下味をつけておく。
❷ ❶の鮭の汁気をきり、片栗粉をまぶす。
❸ 170~180℃に熱した揚げ油でカラッと揚げ、油をきる。
❹ 器に盛り、大根おろしとポン酢しょうゆをかけていただく。
ポイント
・片栗粉をしっかりとまぶすことで表面はカリッと、中はふっくらと仕上がります。
・下味をもう少し濃くすることで、ポン酢しょうゆかけずにそのまま召し上がることも。
きのこの和風マリネ
調理時間:約10分
材料(2人分)
- お好みのきのこ(しめじ、エリンギ、舞茸など)
- 600g
- ごま油
- 大さじ1・1/2
- (A)みりん
- 大さじ1・1/2
- (A)酢
- 大さじ1・1/2
- (A)しょう油
- 大さじ1・1/2
秋鮭の竜田揚げの作り方
❶ きのこは石突を落として小房に分ける。
❷ フライパンにごま油を熱し、①のきのこを入れ、こんがりと焼き目がつくように時々炒めながら加熱し、しんなりとしてきたら(A)の調味料を加えて炒め合わせる。
❸ 容器などに移し、粗熱をとって味を馴染ませる。
ポイント
・作り置きすることで味がなじみ、ちょっとした一品になります。
・お好みで赤唐辛子を加えるとピリッ辛くなり、おつまみにもぴったり。
おわりに
いかがでしたか?土鍋のご飯の炊き方のコツをつかめば、白ご飯はもちろん、素材を変えていろいろなアレンジご飯が簡単に出来上がります。そのまま食卓に運んでごちそう感たっぷりのメニューが楽しめます。ついついご飯が進みますね。
オススメのお米
炊きご飯にあうお米▼
粋き活き農場さんの
秋田県大潟村産あきたこまち(特別栽培米)
ツヤよくキラキラとした外観のお米です。ころんとした粒感で、舌触りも良く、粘りすぎずあっさりとした味わいを楽しむことができます。
斎藤睦彦さんの
山形県鶴岡市産ササニシキ(特別栽培米)
はっきりとした輪郭があり、ハリを感じる粒感を楽しむことができます。歯切れの良さと穏やかな甘みが特徴で、飲み込んだ後には優しく甘さが残ります。
ヒンナファームさんの
北海道夕張郡産「ななつぼし」(特別栽培米)
冷めても美味しく、どんなおかずにも合う北海道産ななつぼし。ピカピカの1等米をご注文後に精米し、農場から直送いたします。農薬は一切使わず、有機肥料のみで育てた安心のお米です。