さて、今回は新米と古米の炊き方についてご紹介します。
実は昔からのやり方は古い?新米の炊飯方法と、少し残ってしまった古米を美味しくいただくポイントをわかりやすく解説します!
▼新米の美味しい炊き方
昔から新米の水は少なめに!と覚えている方も多いかと思いますが、出荷する際のお米の水分値はきっちりと調整されており、乾燥技術も向上しているため新米だからと言って一概に水加減を減らす必要はありません。
いつもどおり優しく洗米して、しっかりと浸漬の時間をとって水をたっぷりと給水させてあげることで、ふっくらとしたご飯を炊くことができます。
1度食べてみて、硬さを調整したい場合は水加減を5〜10gずつ変えてお好みの炊き上がりを探してみてください。
▼古米の美味しい炊き方
古米になってしまったお米は、糠のような特有の香り(古米臭)がしたり、パサパサとしてしまうことがあります。
せっかく新米が販売されていても、まだお米が残っているという方は、下記を参考に炊飯していただければまだまだ美味しいくお召し上がりいただけます!
①強めに洗米&しっかり浸漬
お米は優しく洗米することが鉄則ですが、香りが気になる場合は米の表層を少し傷つけるイメージで強めに洗米することで、表層についた糠臭を軽減させることができます。
また、しっかりと浸漬させることでふっくらと炊き上がり、パサパサも軽減されますので、ぜひお試しください。
②もち米をブレンド
どうしてもパサパサが気になる時は、古米に1割程もち米をブレンドして炊飯をすると、ツヤツヤでもっちりとしたお米が炊き上がります。
③昆布や日本酒をプラス
出汁昆布を入れて炊飯したり、日本酒を小さじ1杯いれることで、古米独特の匂いを抑え込みふっくら炊き上げることができます。
おすすめの新米3選
長野県安曇野の浅川さんちのお米(コシヒカリ/特別栽培米)
第10回米・食味分析鑑定コンクール 若手経営者特別賞受賞の浅川さんのコシヒカリ。
生産地は北アルプスの山々を望む安曇野市。豊富な雪解け水や湧水によってこのお米は育まれていきます。
若手’匠’農家が作る4年連続モンドセレクション金賞を受賞したお米をご賞味ください!
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渡部洋巳さんの山形県高畠町産ミルキークイーン(特別栽培米)
ミルキークイーンは、日本に今までなかったお米を開発することを目的に、
農林水産省の主導のもと行われた「スーパーライス計画」で生まれました。もちもちとした食感で粘りが強く、
冷めても美味しいお米です。水加減を通常より1割程度少なくして炊くと、その粘り・弾力・ツヤなどが特に際立ちます。
また過去に「米・食味分析鑑定コンクール」で総合部門・金賞を受賞している農家が育んだ逸品。
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下村ファームさんの佐賀県佐賀市産夢しずく
佐賀平野の屋根と云われる脊振山系の清らかな水と肥沃な土壌で栽培されている希少品種「夢しずく」。
強い粘りと優れた甘みの味わいがあり、食欲をそそるふっくらでつややかな容姿が自慢のお米です。
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