■米・食味分析鑑定コンクールとは・・
毎年、11月下旬に米・食味鑑定士協会が実施するコンクールで、新米の食味鑑定による国際コンクールのことをいいます。1999年より開催しており、昨年で16回を数える大会になります。
昨年の第16回コンクールの総出品数は約4,300件以上となり国内で最大級のお米のコンクール。最高栄誉の「総合部門」に始まり、「道府県代表お米選手権」、「農業高校お米甲子園」、「小学校部門」等複数の部門があります。
昨年の第16回コンクールの総出品数は約4,300件以上となり国内で最大級のお米のコンクール。最高栄誉の「総合部門」に始まり、「道府県代表お米選手権」、「農業高校お米甲子園」、「小学校部門」等複数の部門があります。
■歴代のコンクール受賞者
第16回 | |
第15回 | 第14回 |
第13回 | 第12回 |
第11回 | 第10回 |
第9回 | 第8回 |
第7回 | 第6回 |
第5回 | 第4回 |
第3回 | 第2回 |
■審査方法とは・・
1次審査→2次審査→最終審査(約40品)の順で審査を行います。
1次審査:静岡製機の食味計と穀粒判別器を使った審査です。
この審査で、
(食味)食味計で普通米は85点以上 低・中アミロース米を80点以上
(整粒度)穀粒判別器で普通米は75点以上、低・中アミロース米は測定なし
で2次審査への進出が決定致します。
この審査で、
(食味)食味計で普通米は85点以上 低・中アミロース米を80点以上
(整粒度)穀粒判別器で普通米は75点以上、低・中アミロース米は測定なし
で2次審査への進出が決定致します。
※静岡精機の食味計って何?
静岡製機株式会社が製造販売している、米の成分や炊飯の物理特性等、官能検査結果と相関の高い特性を客観的に測定する事により、食味を推定し、スコア化する機械。
静岡製機株式会社が製造販売している、米の成分や炊飯の物理特性等、官能検査結果と相関の高い特性を客観的に測定する事により、食味を推定し、スコア化する機械。
2次審査:1次審査により、2次審査進出が決まった玄米の一部を白米に精米し、東洋精米機の味度計を使い行う審査です。
※静岡精機の食味計って何?
株式会社東洋精米機製作所が製造販売している、米・ご飯のおいしさの正体(保水膜) (おねば層)の厚みにより「旨みやコク」まで味度値に含め測定、表示する機械。
株式会社東洋精米機製作所が製造販売している、米・ご飯のおいしさの正体(保水膜) (おねば層)の厚みにより「旨みやコク」まで味度値に含め測定、表示する機械。
最終審査:1次審査・2次審査もしくはコンクール選定委員によって選ばれた、コンクールノミネート者がコンクール会場にて受ける最終審査です。
内容は、審査員(一般・鑑定士・バイヤー等)30名による官能審査です。
この審査によって、ノミネートされましたお米が金賞であるか、特別優秀賞であるかが決定致します。
内容は、審査員(一般・鑑定士・バイヤー等)30名による官能審査です。
この審査によって、ノミネートされましたお米が金賞であるか、特別優秀賞であるかが決定致します。
※官能検査て何?
お米の特性に合わせて搗精した白米を、同じ炊飯器、同じお水、同じ洗米方法にて炊き上げ、それぞれのお米に番号を振り、審査員によって、艶・香り・粘り・硬さ・甘み・のどごし 等により、点数を付ける審査方法です。
お米の特性に合わせて搗精した白米を、同じ炊飯器、同じお水、同じ洗米方法にて炊き上げ、それぞれのお米に番号を振り、審査員によって、艶・香り・粘り・硬さ・甘み・のどごし 等により、点数を付ける審査方法です。