カレーに合うお米って?
日本人にはお馴染みで、大人も子供も大好きなカレー。
どこのご家庭にもそれぞれの味があると思います。こだわりのある方は、たくさんのスパイスを使って本場のカレー同様に作る方もいるかもしれません。家庭料理としての普通のカレーライスなら、市販のルーで作ったカレーを普段食べているご飯にかけて食べると思いますが、カレーを美味しく食べるには、このご飯が美味しいことも重要なポイントになります。
カレー好きの方なら、本場のカレー専門店に足を運ぶと、そこで使われているお米は、日本のお米とは食感も形も大分違うと気付くと思います。日本のお米は「ジャポニカ種」と言って、短粒種と呼ばれ粒の長さが短く炊飯時に粘り気がでるのが特徴です。一方、カレー専門店で良く利用されているのは「インディカ種」と言った種類で、長粒種と呼ばれ、粒の長さが長く炊飯時の食感はパサパサするのが特徴です。
粘りが強いジャポニカ種に比べて、インディカ種は粘りが少なくパサパサとした特徴があります。さらりとしたスープのような本場のカレーには、インディカ種の方が相性がいいと言われています。
パラッとしたご飯がカレーには合う!
日本の食卓で良く食べられるトロッとしたカレーも、どちらかと言うと粘り気が少なくパラりとしたお米の方が味や香りが引き立ちます。日本のお米の品種の中で比較的オススメなのが、キララ397、はえぬき、キヌヒカリ、ひとめぼれといった比較的あっさり気味のお米が、カレーには合うようです。また、炊飯時に通常の水加減より10%減らして炊いてみるといった方法も一つの方法です。
カレー用のお米「華麗舞」
最近では、カレー専用のお米として、インディカ米とジャポニカ米の中間種の「華麗舞」という珍しい品種が販売されています。
お米の表面の粘りは少なくパサパサしていますが、お米を噛んでみると軟らかいといった特性を持つお米です。日本の家庭でよく食べられているとろみのあるカレーとよくマッチします。カレー以外にも、ピラフ、パエリア等の料理にも使えます。
お米と料理には相性があります。料理と合わせることで素晴らしい力を発揮するお米もあり、ご飯だけで食べた時の印象と、違って来ます。カレーのみならず、いろいろなお料理に合う好みのお米を選んで、料理の幅を広げてみるのも楽しいですね。
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しつはらふぁーむさんの
石川県七尾市産プリンセスサリー(自然栽培米)
インドの高級米「バスマティライス」と日本の米を掛け合わせたお米です。特有の香ばしい香りと、ぱらりとした食感を楽しむことができます。カレーやスパイス料理にピッタリです。