【お米生産者動画第10弾】浪江農園さん
26年産の新米時期に向けて、全国でお米作りをしているツナギの生産者さんの動画をご紹介していきます。ツナギのスタッフが各生産者の田んぼにお邪魔して撮影してきました。
第10弾は埼玉県さいたま市の浪江農園さんです。
埼玉県、しかもさいたま市内という東京近郊のエリアでお米作りを行っている浪江農園さん。この地域は「馬宮」と呼ばれ、古くからお米作りが盛んなエリアです。荒川がもたらす粘土層の保水力がお米作りに適していると言われています。一方で、限られた地域・生産量のため、一般的には知られていない「知る人ぞ知る」お米とも言えます。
浪江農園さんのお米作りの最大の特徴は「れんげ農法」です。秋頃に稲刈りが終わるとトラクターで土壌を耕し、れんげ草の種を播きます。しばらくすると、れんげ草は芽を出し、花咲く春を待ちながら冬を越します。れんげ草の根の部分には丸い粒が確認でき、これが「根粒菌」と呼ばれるもので、窒素成分を蓄えて土壌を豊かにし、良食味のコシヒカリを育てます。