あきたこまちとは
あきたこまちは、コシヒカリと奥羽292号を掛け合わせてできた品種で、1984年に秋田県の奨励品種に採用されたお米です。秋田県が独自の良食味品種を目指して開発されたお米で、県が育成したブランド品種の先駆けです。秋田県と岩手県を中心に東北地方中部で主に作られており、作付面積も毎年全国5位以内に安定的に入ってくるお米であり、多くの県で産地品種指定銘柄として登録されています。コシヒカリより早熟でかつコシヒカリの食味特性を引きついだお米と言われています。短所は、倒伏耐性と収量性です。ちなみに、はえぬきはあきたこまちの後代のお米の一つです。
名前の由来
あきたこまちの名前の由来は、小野小町の生誕伝説にちなみ、美味しいお米として長く愛されるようにとの思いをこめて命名されました。秋田県のブランド米としてふさわしい品種と言えます。
あきたこまちの味の特徴
あきたこまちの味の特徴は、コシヒカリを親に持つので、お米の旨みや甘味が強い点を引き継いでいますが、味が濃すぎないので案外あっさりと食べられるのが特徴です。味が濃すぎないお米なので、ほどよくお米と素材の美味しさを調和してくれるため幅広いおかずに合うお米と言えます。食べやすいお米と言え、女性に人気の高いお米です。
炊きあがりは透明感のあるつやがあり、ふっくらとしています。炊きたてはもちろんのこと、お弁当やおにぎりなどに良く合う、冷めても美味しいお米の一つです。また、味や品質の割にお値段が比較的抑えられており、コストパフォーマンスが高いお米です。
五ツ星お米マイスターおすすめ『あきたこまち』
小野清満さんの秋田県横手市産あきたこまち
丹念な土づくりで「あきたこまち」のトップを目指す秋田の名士。
肥沃な土壌を連想させる香ばしい香りとじんわりと口に広がる甘さと旨みをお楽しみいただけるお米です。
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粋き活き農場さんの秋田県大潟村産あきたこまち
20年の歳月をかけ干拓し生まれた広大な大地で育む絶品あきたこまち。
除草剤などの農薬に頼らず、自然界の法則(循環)に逆らうことなく、健康な食生活を送ってほしいという思いで栽培されたお米です。
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山田ふぁーむさんの青森県青森市産さつき米(あきたこまち)
大嘗祭にも供えられた青森の名士が作る「あきたこまち」。
平成27年度産さつき米あきたこまちは、食味値92点を獲得。
お米番付2018では上位8品の甘~いお米に選出された、「さつき米(あきたこまち)」です。
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