長野県木島平村の佐藤公敏さん
第14回、15回米・食味分析鑑定コンクール総合部門金賞受賞
新潟県の県境に近く豪雪地である長野県の木島平村。冬季の積雪期間は110日間。積雪深は1.5~2.0mにも達し豊富な雪解け水に恵まれているエリア。また、昼夜の寒暖差が大きい気候からお米作りに適した土地と言われているエリアです。この木島平村で美味しいお米作りを続ける匠が佐藤公敏さん。
佐藤さんの圃場には、日本一美しい森と言われるカヤの平高原を水源にした冷たい水が流れこみます。佐藤さんは木島平村の有機センターで作る堆肥を使っています。畜産農家から出る糞尿やキノコ栽培に使った廃オガなど、村内で発生したものが原料になります。また一方で佐藤さんの田んぼから出た籾殻は畜産農家に提供し、村全体で「村内循環型農業」を実践しています。
この木島平村でひたむきに美味しいお米づくりを研究し続けた結果、平成24年度・25年度と2年連続で米・食味分析鑑定コンクールで総合部門金賞を受賞しました。各回のコンクールで出品されたお米の品数がそれぞれ3,900点を越えることからも驚異的な確率と言えます。佐藤さんのコシヒカリは、お米にこだわる消費者にも好まれているお米の一つです。
佐藤さんのお米を購入頂いたお客様からうちのお米が「美味しかった」という声を頂くと本当に頑張ってお米を作って良かったと感じるそうです。今後も木島平村の環境特性を活かし、どこにも負けない美味しいお米を作り続けつつ、次世代の農業を支える為の人材育成にも注力していくのが今後の目標とのことです。
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