品種:みどり豊
説明:
みどり豊は、2003年に福島県でたった2本のコシヒカリの突然変異から生まれたお米。5年をかけて均一性と安定性を確認し2008年に種苗登録申請されました。コシヒカリよりも2週間晩生のお米。コシヒカリの弱点の一つでもある茎の弱さも改善された品種です。
お米の特徴:
現在、コシヒカリは全国のお米の作付面積の約40%を占めます。しかし茎が弱くて倒れやすく、いもち病に弱く、高温にも弱いという栽培上の欠点をもっています。さらに昨今の温暖化の影響によって、ますます生産しづらくなっているという課題をお米農家は抱えています。
この課題を解決すると言われているのが新品種「みどり豊」。コシヒカリの突然変異であり、コシヒカリの良いところはほとんど受け継いでいるだろうという点と、何よりコシヒカリよりも2週間晩生であり、お盆過ぎに登熟期を迎えることになるので、高温による品質低下をかなり回避できます。
変わりゆく天候にアジャストする為に、この「みどり豊」を作り始める農家が各地で増えています。今後の品種としての成長が期待できるお米です。
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