品種:にこまる
説明:
にこまるは、九州のブランド米ヒノヒカリに代わる品種として、(独)農研機構九州沖縄農業研究センターでは系626(きねむすめ)と北陸174号の掛け合わせて作られたお米です。両親ともにコシヒカリの血を引くおいしいお米の系統で、両方の良いところを受け継いだ品種です。耐倒伏性はヒノヒカリと同じかやや強く、いもち病抵抗性はヒノヒカリと同程度言われています。品種の名前の由来は、「おいしくて笑顔(にこにこ)がこぼれる品種であり、粒張りの良さ(まるまる)」が特徴であった為と言われています。
お米の特徴:
お米の粒が大きく揃っており、白未熟粒が少ないのが特徴です。また、炊きあがりはつやつやでふっくらと炊きあがり、もちもちとした食感と強い粘りも特徴の一つです。近年、西日本では人気がでてきておりにこまるを探して求める消費者が増えている印象です。
お米にこだわる料理屋でも徐々に利用されています。また、福岡県ではにこまるでお米の全国コンクールである米・食味分析鑑定コンクールで金賞等の各種賞を受賞する生産者もでてきています。
農林登録年:2005年
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