せっかくごはんを炊いてみたものの、余ったり…ついついたくさん炊いて食べきれず…
別の日に使おうとして、冷凍庫の中で眠ったまま…と言う経験はありませんか?
そこで今日は、残ったごはんの活用法として「きりたんぽ」をご紹介します。
ごはんを美味しくリメイクして、残ったごはんを活用しましょう!!
お手軽に作れる♪手作りきりたんぽ
「きりたんぽ」とは、白ご飯をすりつぶして杉の棒に包むように巻き付けて焼いたお餅のようなごはんの事。
適度な米粒感を残しつつ、団子の粘りも出して・・・
一般的な食べ方は、秋田県の郷土料理「きりたんぽ鍋」。
鶏がらの出し汁にきのこやごぼうなどの野菜と一緒に煮込んでお鍋にします。
鶏や野菜の煮汁を吸い込んだ「きりたんぽ」は格別な美味しさです。
手作りきりたんぽ
調理時間:約25分
材料(きりたんぽ2本分)
- 温かいご飯
- 約200g
- 水
- 100ml
- 塩
- 1g
- 割り箸
- 1本
作り方
❶ 温かいご飯(約200g)をすり鉢に入れ、濡らしたすりこ木で七分程度すりつぶす。米粒をある程度残しながらも団子のように粘りが出てまとまった状態が目安。※すり鉢がなければ、ボウルで、すりこ木がなければ、麺棒などで代用しましょう。
❷ 手水にする塩水を作る。(水100mlに塩1gが目安)
❸ ❷の塩水を手水にし、1のご飯を2等分にし、丸くまとめておく。
❹ 割り箸を用意し、2のごはんを刺し、15~20cmの長さ、0.5~1cmの厚さになるように巻き付けるように成形する。※たんぽ棒は手に入りにくいので、割り箸で代用しましょう。
❺ 手水をしながら表面を固める。
❻ 表面をこんがりと焼く。フライパンを熱し、きりたんぽを並べ、時々転がしながらこんがりと焼く。表面に焼き目がついて乾いてきたら出来上がりです。※焼く方法はいろいろ。もちろん炭火で焼くのは香ばしさが出ておいしいですが、家庭では難しいですよね。そこで今回はフライパンを使って焼いていきます。
❼ 割り箸を抜く。※冷めきってしまったら、割り箸が抜きにくくなるので、触れるぐらいに冷めたら割り箸を抜きましょう。
ポイント
作った「きりたんぽ」は冷凍保存も可能です。まとめて作り、いろいろなお味のお鍋に入れても、そのお鍋の出汁をしっかりと吸い込んでおいしくいただけます。
手作りの「きりたんぽ」で、これからの寒い季節にぴったりのきりたんぽ鍋を楽しんでくださいね。
きりたんぽ鍋
調理時間:約20分
材料
- きりたんぽ
- 2本
- 鶏もも肉(一口大に切る)
- 1枚
- せり(ざく切り)
- 1束
- ごぼう(ささがき)
- 大さじ1/2本
- 舞茸(小房に分ける)
- 1パック
- しらたき
- 1袋
【なべつゆ】
- 水
- 600ml
- みりん
- 大さじ2
- 醤油
- 大さじ2
- 鶏がらスープ
- 大さじ1
作り方
❶ きりたんぽは斜めに切る。
❷ 鍋に(なべつゆ)と鶏肉を入れて火にかけ、煮立ってきたら、ごぼう、舞茸、しらたきを順に入れ、仕上げにせりときりたんぽを入れてしばらく煮、程よく火が通ったら、汁ごと器に取り分けていただく。
❸ お好みで七味唐辛子を添えて。
ポイント
関連記事→もち米を使って温活!! 体の芯から温まる、栄養たっぷりサムゲタンを食べよう
おわりに
今回はお料理編でしたが、次回はスイーツ編をご紹介したいと思います。
小麦粉の代わりにごはんを使うことで糖質カットが期待できる、万能なお米。ぜひ次回もご覧下さいね。
オススメの秋田米
オススメの秋田米▼
渡部浩見さんの秋田県湯沢市産あきたこまち(特別栽培米/化学肥料不使用/農薬9割減)
★お米マイスターレビュー★
お米がしっかりと充実しており、白く厚みのある粒感。癖がなく、噛んでいる途中に鼻に抜ける香ばしいかおりが心地よいお米です。食べ飽きない、ハリと程よい粘りのバランスが絶妙。
田中ファーム(田中雅人)さんの秋田県大潟村産
「稲穂の力」(特別栽培米・あきたこまち)
★お米マイスターレビュー★
美味しさの秘訣は楽しみながらの米作り。丁寧な土づくりとチャレンジ精神が生むお米。米作りに適した環境が整った、秋田県大潟村で生まれた「あきたこまち」です。
小野清満さんの秋田県横手市産あきたこまち(特別栽培米)
★お米マイスターレビュー★
コロンとした粒感は口の中で心地よく転がり、鼻に抜ける香ばしいかおり。ハリがあり、程よい弾力と柔らかな甘みのバランスが良く食べ飽きしないお米です。