冷めても美味しい品種がオススメ!
梅干し、鮭、たらこ、めんたいこ、昆布など、おにぎりの具材や種類はさまざまありますが、皆さんはどんなおにぎりがお好みですか?
食べやすく、持ち運びに便利なおにぎりは、朝食やお弁当、夜食などといった多くのシーンで活躍します。多くの人にとっては、子供の頃から食べ慣れた、まさにお母さんの味でもありますね。そして、おにぎりの主役は、何といってもごはんです。ごはんが美味しいと、シンプルな塩むすびでも極上のおにぎりになります。
作ってから食べるまで時間を要するおにぎりに合うお米は、しっかりと粘りがあって、冷めても美味しいお米が良いとされています。
具体的なお米の品種では、冷めても美味しい低アミロース米の代表格「ミルキークィーン」や「にこまる」、「ヒノヒカリ」、粒がしっかりして弾力がある「つや姫」や「はえぬき」などが適しているようです。
いつもより水加減を少なめに!
夕食で余ったごはんをおにぎりにして、夜食や翌朝に食べるって方もいらっしゃると思いますが、おにぎりを作る際、ごはんの炊き方にもちょっとコツがあります。それは、おにぎりを作るときには、いつもより少し少なめのお水で炊くことです。
もっちりとやわらかい状態のお米で握ると、お米の粒と粒がくっついてしまうので、いつもより少し硬めに炊くのがコツです。いつものお弁当や行楽に出掛ける際など、おにぎり用にごはんを炊く時は、実践してみて下さい。また、握るタイミングもごはんがかたまりにならないように、あつあつのうちに握るのがオススメです。あまり強く握りすぎず、ふんわりと柔らかく握ることで、美味しいおにぎりが出来ます。
日本のソウルフード”おにぎり”
おにぎりの歴史はとても古く、弥生時代の遺跡からは人の手で握られた跡のあるお米の塊が発見されています。(当時のおにぎりは蒸したもち米のようです)
現在では、コンビニエンスストアやスーパーに、たくさんの具材で作られたおにぎりが並んでいますし、おにぎり専門店などもあり、おにぎりは日本人の食文化に欠かせないものとなっています。日本のソウルフードであるおにぎりをより美味しく食べる為に、今回ご紹介したお米の品種を一度お試し下さいませ。