日本一の米どころと言われる新潟県。行ったことがある人も多いかと思いますが、地形や川など恵まれた自然環境のことをご存じのかたは少ないかと思います。
今回は恵まれた新潟の自然環境についてご紹介いたします。
新潟の地形
新潟県は山形、福島、群馬、長野、富山の5つの県と接する縦長の地形であり、山間部、丘陵地、平地と様々な環境があります。
山形県側は標高1,870 mを誇る朝日岳をはじめとする朝日連峰や飯豊山、福島県・群馬県との県境には八海山や中ノ岳など越後山脈が広がっています。他にも妙高山や苗場山など雄大な山々が数多く分布しており、魚沼や東頸城には平地までの間にはなだらかな起伏のある丘陵地が広がっています。また、津南町には川とその支流によって階段状につくられた特異な地形があり、日本一とも呼ばれる河岸段丘が広がっています。
一方、平野部は新潟県の中部から北部にかけて広がる越後平野が最も大きく、その面積は2000平方キロメートルとも言われ日本を代表する穀倉地帯となっています。
新潟の河川
新潟県には荒川・阿賀野川・信濃川・関川・姫川と5つの一級河川が流れており、中でも信濃川は長野の甲武信ヶ岳を源流として367kmもの長さがあります。長野県側では千曲川の名で呼ばれている、飯山市から山を越えて新潟に入るとその呼び名は信濃川になります。前述の越後平野は信濃川流域に広がっており、この川が運んできた土によって形成されたと言われています。また、美しい渓谷でも有名な清津川は湯沢から十日町へ流れており、日本三大渓谷としても知られている「清津峡」には美しい景色が広がっています。
新潟の雄大な山々に降り積もった雪や雨は大小たくさんの川へと流れ込み、日本海へつながるまでの道のりで多くの田畑を潤していきます。
新潟ならではの恵まれた地形も美味しい米作りに一役買っていることは間違いありません。ぜひ産地の情景に思いを馳せながらお米を味わってみてはいかがでしょうか。
ツナギ流!美味しいお米の炊き方の動画をツナギyutubeチャンネルにてアップしています。
ぜひ動画も参考にしてみてください。
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ツナギおすすめの新潟米
こまがた農園(駒形宏伸)さんの
新潟県南魚沼産コシヒカリ(特別栽培米・8割減)
八海山、越後駒ヶ岳、中ノ岳の越後三山の麓に位置し、水は夏でも冷たく、土壌は肥沃で地力のある米作りには適した地域。家族の安心と健康を考え、化学肥料を使用しない自家製ぼかし肥料で育てる栽培法で丁寧に育てました。「第17回お米日本一コンテストinしずおか」では最高金賞を受賞しました。
金谷農場(金谷武志)さんの
新潟県上越市産コシヒカリ(従来・特別栽培米)
農薬を極限まで抑えて栽培した特別栽培米。米糠や籾殻、醤油粕等の、地域資源を活かした自家製堆肥をはじめ、こだわりの有機質肥料とミネラル肥料を贅沢に施し、滋味豊かな、おいしいお米を作っています。
いたやま純心村(井上俊樹)さんの
新潟県新発田市産コシヒカリ(特別栽培米)
二王子岳をはじめ雄大な山々に囲まれた”いたやま”集落。雪解けにより清らかで”純”んだ水は、ミネラルを多く含み豊かな作物を育てます。また、寒暖差も大きいところから甘みのある美味しい作物が育ちます。そんな”村”集落で私達が”心”を込めて丹精に作りました。