【10月上旬】そして、収穫へ
10月の初め頃、いよいよ稲刈りを行いました。今年はお盆過ぎから雨が多く、日照不足だったのに加え、稲株の密度がかなり薄かったので収量がどれだけになるかわかりませんでした。その後籾摺りをして収量を見たところ、4俵/反というかなり低い結果となりました。ですが、その代わりなのか、食味値はあぐりきっずの中では一番高い84点でした。見た目の品質も、胴割れや斑点米が殆ど無い透き通ったきれいなお米となりました。
【1月】作ったお米がお客様のもとへ
秋の稲刈りが終わり、摺ったお米は全て米袋に入り、事務所の保存室に移動されました。いよいよ、出荷作業です。自分の作ったお米が、人に食べてもらえるというのは感慨深いもので、それに加えて、初めて自分で全てを計画して栽培したお米だったので、お客さんに届くのがすごく楽しみでした。
また、実際に事務所で食べ比べなども行いました。元々、あぐりきっずで働く前はアメリカのカリフォルニア州にある精米所で1年と数ヶ月農業研修をしており、毎日1合炊き×20釜程の炊飯をして食べ比べしていたため、米の味の知覚にはある程度自信はありました。
そして、実際に食べてみて僕の圃場でとれたお米は、味がさっぱりとしており、後からくる甘みがとても強く、また食感はもちもちとしており、一粒一粒がしっかりと感じられる様なお米でした。炊きあがりの見た目はコシヒカリと同様に艶があり、透き通っていました。香りは少し控えめで、尚且つ甘い香りがして食欲をそそる美味しい匂いでした。
そんな自分自身が認める美味しいお米をお客様に食べてもらえることが何よりもうれしく、もっともっとたくさんに人にみどり豊を知って、食べて頂きたいなと思います。そして、今年は去年を上回る美味しいお米を作れるよう、よりいっそう励んでいきたいと思います!
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