お米のセレクト通販「ツナギ」の美味しいお米に関する情報マガジン

噛むことがストレス解消に繋がる？

噛むこととストレス解消の関係に、あまりイメージが湧かない方も多いと思います。
しかし、疲れていると寝ている間に歯ぎしりをしてしまったり、緊張したりストレスを感じる場面で無意識に歯を食いしばっていた経験はありませんか？
ストレスを発散させるために、脳が無意識に働きかけていることが原因の一つと言われています。
しかし、寝ている間など無意識の間に強い力で噛むことは、顎関節症や筋肉のコリ、歯への負荷などの悪影響が大きいため、起きている間に、意識的に噛む回数を増やすことが必要です。
噛むことで、ストレスホルモンの分泌量が減少し、ストレスが緩和されたといった研究結果もあります。
噛むときには、一定のリズムが生まれます。そのリズムに無意識に心地よさを覚えたり、血流が改善するなどの効果があり、自律神経のバランスも整えてくれます。

ひと口30回などルールを決めると、逆にストレスに

たくさん噛むことでストレス解消に繋がるとはいえ、やみくもにルールを決めてしまうと、食事自体が苦痛になり、結局続かない原因になってしまいます。
食材の硬さや水分量などで、ひと口の咀嚼回数はその都度変わってきますので、回数にこだわりすぎなくてOK!
継続できなくては意味がないので、自分自身が心地よいと思えるリズムで、リラックスしながら、いつもよりたくさん噛むことを意識してみてくださいね。

おさらいしたい、素晴らしき唾液パワー

よく噛むことは、唾液の分泌にも繋がります。普段あまり意識することはないと思いますが、唾液は私達の身体にとって、たくさんの重要な役割を担っています。
おおまかに挙げると、
①食事をするときに食べ物を飲み込みやすくし、唾液に含まれる消化酵素が消化を助ける。
②唾液により口内を潤し、発声や発音など喋ることを助ける。
③口内が酸性になるのを防ぐ緩衝作用・歯の再石灰化作用・口内粘膜の修復作用などで、虫歯や歯周病などを防ぐ。
④唾液に含まれる複数の酵素や抗体が、病原菌などの異物を殺菌・無力化し、身体を守る。
などの働きがあります。

しっかり噛んで、免疫力を上げる

唾液に含まれる成分は、免疫にも深く関わっています。例えば、
・IgA抗体（免疫グロブリンＡ）…細菌やウイルスなどの病原体と結合し、無力化して感染を阻止する。
・リゾチーム…細菌の細胞壁を壊すことで、増殖を防ぐ。
・ラクトフェリン…細菌に付着して増殖を防いだり、毒素を不活性化させる。がん細胞などを破壊するＮＫ細胞を活性化する。母乳中にも含まれ、赤ちゃんを感染症から守っている。
などがあります。
口内や気道など、粘膜でできている器官は、皮膚のように角質で守られていないため、病原体が入りこみやすくなっています。唾液に含まれる免疫成分がしっかり働くことで、細菌やウイルスの侵入を阻止しているのですね。
口という、細菌やウイルスが入りこみやすい最初の関門で、唾液は免疫の最前線としての働きを担っています。
唾液の分泌量は、噛む回数にほぼ比例しているので、しっかりと噛んで食べるということは、免疫力を上げることにも繋がっています！

忙しいと、生活が不規則になったり、ストレスが溜まって自律神経が乱れることからも、免疫力が低下して体調を崩しやすくなります。
忙しい方こそ、食事の時間は肩の力を抜いて、噛むことを意識して心身を整える時間にしてくださいね。
次回は、自然とたくさん噛むことのできる食事になるコツをご紹介します♪

おすすめしたい商品

黒澤ファーム(黒澤信彦)さんの
山形県南陽市産いのちの壱(特別栽培米)

安土桃山時代から21代続く歴史ある農家。長年守り繋げてきた土地で代々継承してきた技を活かして米作りをしています。粒の大きさはもちろんですが、味・香りもよく大地の力がギュッと詰まったお米です。食卓の主食から主役になれるお米です。ぜひご賞味ください。
購入はこちら

大嶋農場さんの茨城県筑西市産
『LGCソフト-低グルテリン米-』(特別栽培米)

LGCソフトは他品種に比べて総たんぱく質含量は他の品種と変わりませんが、消化酵素に対して易消化性のたんぱく質(グルテリン)の割合が低い品種です。
購入はこちら

ヤマチョウ(佐々木大作)さんの
秋田県にかほ市産あきたこまち(自然栽培米)

秋田県にかほ市、鳥海山の麓。自然豊かな美しい環境で、育苗土から手作り、肥料、農薬、除草剤、を使わず丁寧に育てました。心から安心して食べられるものを届けることを第一に考え、全て自然栽培で米作りをしています。香ばしい香りと、まろやかな味わいをお楽しみください。
購入はこちら

 
美味しいお米のセレクト通販はこちら

Tweet