新生活の疲れがたまってくるこの季節、心も身体もととのう“発芽玄米”を取り入れてみませんか?
発芽玄米とは
発芽玄米は、玄米を水に浸してわずかに発芽させたものです。
その栄養価の高さから、健康効果が注目されています。
そして何といっても、玄米よりも扱いやすく、玄米初心者でも取り入れやすいのが特徴!
圧力鍋など特別な道具も必要なく、炊飯器やお鍋で白米と同じように炊くことができる手軽さがあります。
雑穀感覚で、いつもの白米と一緒にお好みの割合でブレンドして炊くことも可能です。
炊きあがりも玄米より柔らかく食べやすいので、玄米に抵抗がある方にもおすすめです。
なぜ発芽させるの?
お米(玄米)は、そもそも稲を育てる「種」。芽を出し成長するための養分を蓄えています。
玄米は収穫後乾燥させ、いわば眠っている状態ですが、水と酸素と温度の適切な環境下で目を覚ますことで、酵素が働きはじめます。
※酵素は、栄養素の消化吸収(分解)や、エネルギーを作る代謝などのさまざまな反応を促す働きをします。酵素は主にタンパク質で構成されているため、加熱すると変性し、失活してしまいます(=機能を失う)。
酵素が働くことで、玄米中に含まれる栄養素が分解されたり、新たに合成されたりしながら、エネルギーを作り、発芽を促します。
その過程で、わたしたち人間にとってもプラスになる変化が多いので、発芽玄米は身体に良いとされています。
成長させ過ぎるとせっかくの栄養分を消費してしまうので、発芽を少しだけに留めるよう、コントロールされています。
生きた玄米が秘めたお米自身のパワーを上手に利用したのが、発芽玄米ということですね♪
甘み・食べやすさアップ!
発芽する時に働く酵素により、玄米中のデンプンの一部が分解され、糖に変わるため、甘味が増します。
しっかり噛むことにより甘味を感じる玄米と比較して、ひと口目から感じる甘味が強いと思います。
お米を口に入れて咀嚼することで、唾液に含まれる消化酵素により、デンプンを糖に分解することで甘味を感じますが、それと同じようなことが、発芽の過程で既に少し起こっているということになります。
(もちろん一部のみで、全てのデンプンが分解されているわけではないので、しっかり噛んで甘味を引き出してくださいね♪)
また、玄米の最大のデメリットともいれる“硬さ”“食べにくさ”が、発芽という過程を経ることで、柔らかく、消化しやすく変化します。
玄米のボソボソとした食感が苦手な方は、発芽玄米を選ばれると食べやすさにビックリされるかもしれません!
白米派の方やお子さまに玄米を食べさせてみたいという方や、雑穀感覚で白米にブレンドして栄養価を上げたい方にもおすすめです!
発芽玄米の栄養価
食べやすさ・取り入れやすさが特徴の発芽玄米ですが、イメージ通り、栄養面もすごいんです!
次回のコラムで、気になる玄米との比較や、栄養面での特徴をご紹介します♪
おすすめしたい商品
玄繋屋のおかゆスープ3種セット(有機玄米と国産具材100%使用)
厳選した玄米に、国産食材とこだわりの出汁スープで仕上げた、これまでにないおかゆ「OKAYU SOUP」『安曇野地鶏と岩津ねぎの生姜』『久慈鮭ととうもろこしの白味噌クリーム』『鶴岡なめこと油揚げの塩麹』を3種セットした贅沢な商品です。
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萱森農園(萱森教之)さんの新潟県加茂市産「発芽玄米」(600g)
新潟産植酸栽培コシヒカリと新潟産うるち米のブレンド玄米を自社工場で発芽させました。 ふっくらプチプチ食感をお楽しみください。発芽玄米はとても栄養価が高く、一般的に糖質の吸収バランスを調整してくれることや、美肌効果にもつながると言われています。
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粋き活き農場さんの秋田県大潟村産 籾発芽玄米「芽吹き小町」1kg
長年有機・無農薬栽培を続けている粋き活き農場が作る籾発芽玄米です。籾(もみ)から発芽させた有機発芽玄米は、 栄養価だけでなく美味しさが自慢です。通常の発芽玄米と比べ籾から発芽させた玄米の、ギャバは約2倍にもなります。白米2合に対し100gを混ぜて3合分の水で炊飯すると美味しく炊くことができます。
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