4~5月頃の春と、9~10月頃の秋の年2回、旬を迎えるあさり。
特に春が旬のイメージが強いのではないでしょうか。
ゴールデンウィークなど、春のレジャーでは“潮干狩り”も定番ですよね!
同じく春が旬のスナップえんどうを加えて、春らしいご飯のご紹介です。
スナップえんどうの代わりに、アスパラガスや菜の花など、他の春野菜を使っても。
土鍋ごと食卓に出せば、ごちそう感たっぷりで歓声が上がること間違いなしです♪
あさりの旨味を味わう!至福のごはんレシピ
あさりとスナップえんどうのご飯の作り方
調理時間:約50分(※あさりの下処理、浸水時間を除く)
材料(4人分)
- あさり(殻付)
- 500~600g
- 米
- 2合(30分浸水する)
- スナップえんどう
- 100g
- 生姜
- 1/2片
- 酒
- 50ml
- 昆布だし
- 300~350ml
- (A)しょう油
- 大さじ1
- (A)みりん
- 大さじ1
- (B)しょう油
- 小さじ1
作り方
❶ あさりはあらかじめ砂抜きしておき、殻同士をこすり合わせて洗う。(※詳しいあさりの砂抜きはPOINT参照)
❷ スナップえんどうは筋を取り、一口大に切る。生姜は千切りにする。
❸ フライパンにあさりと酒を入れ、蓋をして強めの中火にかける。沸騰したらスナップえんどうを加え、あさりの口が開くまで加熱する。ザルなどで煮汁と具を分ける。
❹ あさりの煮汁に、(A)のしょう油とみりん、昆布だしの順に注いで合計400mlになるよう調整する。
❺ あさりの身を殻から外し、(B)のしょう油を和えておく。
❻ 浸水しておいたお米をザルにあげ、しっかりと水気をきる。土鍋に米、④のだし汁を入れ、生姜を乗せる。
❼ 蓋をして強めの中火にかけ、沸騰したら弱火にして約10分加熱する。
❽ 土鍋の火を止めたら、手早くあさりとスナップえんどうを入れ、蓋をして10分程蒸らす。
❾ 全体に混ぜ合わせたら完成。
ここがポイント!!
お米は品種や浸水時間によって、含む水分量が変わります。30分以上浸水する場合は、加えるだし汁の量を減らしましょう。
昆布だしは、水に昆布を1晩浸けた、水出しのものでOKです。市販の顆粒だしを使用する場合は、塩分が多くなるため、しょう油の量を調整してください。
あさりは、お米と一緒に炊かず、最後に加えることでふっくら仕上がります。冷凍のあさり(殻付)でも同様に作れますが、その場合は、解凍せずに凍ったまま使用します。
ご使用の鍋によって、炊飯時間は適宜調整してください。
あさりの砂抜き
❶ あさりを洗う。殻同士をこすり合わせながら、強めにゴシゴシと洗い、しっかりと汚れを取り除く。
❷ バットにあさりを入れ、海水と同じ3%の塩水(水500mlに塩15g)をあさりの頭が少し出る位加える。アルミホイルを被せ、竹串などで空気穴を数か所あけ、冷暗所に2~3時間置く。(潮干狩りのあさりは半日程度。暑い時期は冷蔵庫へ)
❸ もう一度しっかりあさりを洗い、出てきた砂や汚れを落とす。
炊き込みご飯におすすめのお米
ライスサービスたかはしさんの
宮城県栗原市産ササニシキ(特別栽培米)
土鍋で炊く炊き込みご飯には粘りの少ないササニシキがおすすめです。大粒でインパクトがあり、粘りの少ない、すっきりとした上品な味わいで、炊き込みご飯の具を引き立たせます。
主穂営農(奥村知己)さんの
岐阜県岐阜市柳津町産ハツシモ
大粒で見た目にもインパクトのあるお米です。シャッキリと炊き上がり、食べ応えのある粒感を楽しむことができます。甘さは上品で、すっきりとしているため炊き込みご飯にもぴったりのお米です。
渡部洋巳さんの
山形県高畠町産はえぬき(特別栽培米)
米粒の弾力が強く、ふっくらとしていてほぐれやすく、ほどよいうま味と甘みが魅力!クセが強くないことから、やさしい味の料理から味の濃い料理まで相性が良いお米です。