お米のセレクト通販「ツナギ」の美味しいお米に関する情報マガジン

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お米レシピ

【丸鶏の和風ローストチキン】簡単豪華!鶏の旨味を吸った黒米を味わう

             

今年のクリスマス、何を作りますか?

クリスマスといえば、丸鶏のローストチキン!一度は作ってみたいですよね。

お家で焼くのは難しそうに見える丸鶏。実は、とっても簡単なんです。
海外では、毎週末作る家庭もあるほど。
オーブンさえあれば、ほとんどほったらかしでできるので、クリスマスパーティーのメインにうってつけです。
一度マスターしてしまえば、その気軽さに、毎年の定番になるはず。

 

丸鶏の和風ローストチキン

丸鶏のスタッフィングには、ぜひお米を!
フランス料理などでは、「ワイルドライス」という、真っ黒いお米によく似たものを、鶏や鳩などの詰め物や付け合わせに使用します。
そこから着想を得て、プチプチと食感の良い、古代米の黒米をミックスしたお米を詰めました。

バターライスやチキンライスにしてから詰め物にするレシピも多いですが、
こちらのレシピは、炊いたごはんを詰めるだけ。
いたってシンプルで、下準備の手間も省けます。
チキンが焼ける間に、旨味たっぷりの肉汁をじわじわと吸い込んだ黒米ごはんは、それだけでごちそう!
しっとり焼き上げたお肉と一緒に、和風ソースで味わえば、一品で大満足間違いなしです♪

おすすめは、ろのわさんの有機栽培「古代米 黒米」。
白米と黒米がバランスよくブレンドしてあるので、サッと炊けて、無駄がありません。
プチプチもっちりの食感が、くせになるおいしさです。

おすすめのお米

ろのわさんの熊本県菊池市産『古代米 黒米』(有機栽培米)

ろのわさんの熊本県菊池市産
『古代米 黒米』(有機栽培米)

自家栽培した有機の黒米です。古代米の代名詞とも言われる黒米は、稲の原種とされています。もちもちとした食感が特徴です。ビタミン、リン、ミネラルが豊富で、黒の色素にはアントシアニンを含んでいます。

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田んぼがある熊本県菊池市は、阿蘇の清らかな水が流れ込む地域。
小さなお子さまでも安心して食べられるよう、30年以上も農薬や化学肥料を使わない、有機栽培にこだわられています。
なるべく自然に近い状態で稲が育つよう、真心こめて向き合っておられる田んぼには、他の田んぼと全く違う、多種多様な生態系があるそうです。
その豊かさは、大学の先生を驚かせるほどだとか。

お米作りは、おいしいお米を作るというだけでなく、環境を守ることが大切な役割であると、代表の東(ヒガシ)さんは語ります。
地域の豊かな自然を守り、私たちが生きる土地を、手間をかけ暇をかけ、大切にお世話してくれている。そして、次世代にも繋いでいく。大きな視野で、おいしい食べ物を届ける以上の、価値ある尊い仕事を担ってくださっている生産者さんには、本当に頭が上がりません。

そんな背景を知ると、お米を前にして、自然と感謝の気持ちが込み上げてきます。
日本人が古来より大切にしてきた自然と共存する米づくりには、価格の安さや早さ、便利さだけでは決して得られない、豊かさの本質が、隠されているのではないでしょうか。

ろのわさんのお米づくりはこちら→
 

丸鶏の和風ローストチキン、黒米詰め

作り方

材料

調理時間:約30分(オーブンで焼く時間を除く)

材料(丸鶏一羽、約4人分)

【丸鶏】

丸鶏(中抜き)
1羽(約1.2kg)※常温に戻しておく
大さじ1
オリーブオイル
大さじ2~3

※たこ糸、つまようじ、オーブンシートを用意しておく

【スタッフィング】

黒米ごはん
約1合分
にんにく
2~3片

【焼き野菜】

かぶ
中2個
人参
小1本
れんこん
約200g
さつまいも
1/2本

【山椒風味の和風ソース】

大さじ1
しょう油
小さじ2
山椒
少々

作り方【丸鶏】

❶ 丸鶏は、腹の中と全体を水で洗い、キッチンペーパーでしっかりと水気を拭く。首の骨がある場合は切り落とし、鎖骨を除く。(そのままでも焼けますが、鎖骨を取り除くと後で切り分けやすくなります。)

丸鶏を洗う
鎖骨を除く

❷ 全体に塩をまぶす。肉の厚い部分は多めに、薄い部分は少なめになるよう意識するとバランスよく仕上がる。腹の中にも塩をまぶし、しばらく置いておく。

全体に塩をまぶす
腹の中にも塩をまぶす

❸ 付け合わせの野菜を用意する。かぶは皮付きのまま葉を少し残し、4等分にする。人参は乱切りにする。れんこんとさつまいもは大きめの乱切りにし、水にさらして水気をきる。オーブンシートを敷いた天板に乗せておく。

かぶは4等分
オーブンシートを敷いた天板に乗せておく

❹ 丸鶏から出た水気を、キッチンペーパーなどでしっかりと拭きとる。腹の中に軽くつぶしたにんにくと、黒米ごはんを詰め、つまようじでとじる。お好みで、首の皮もとじておく。

水分をしっかりと拭きとる
黒米ごはんを詰める
つまようじでとじる

❺ タコ糸で脚を縛る。胸を上にして、手羽を背側に折り込む。天板に乗せ、鶏の表面全体に、オリーブオイルを塗っておく。野菜にも、オリーブオイルと塩少々(分量外)をまぶしておく。

タコ糸で脚を縛る
手羽を背側に折り込む
オリーブオイルを塗る

❻ 220度に余熱したオーブンで、約50分焼く。途中何度か、鶏の表面に油を塗り直すと、こんがりときれいな焼き色に仕上がる。

焼き上げた丸鶏

❼ 器に盛り、粗熱が取れてから、切り分けていただく。

もも肉を切る
盛る

 

作り方【山椒風味の和風ソース】

❶ 天板に残った焼き汁を小鍋に移す。

天板に残った焼き汁を小鍋に移す

❷ 酒、しょう油を加えて少し煮詰める。

少し煮詰める

❸ 仕上げに山椒を加え、ローストチキンに添える。

山椒を加える
ローストチキンに添える

 

ここがポイント!!

生の鶏肉を扱う際は、衛生面に気をつけ、そのまま食べるものに触れないようにしましょう。水洗いする際も、周りに飛び散らないよう注意。黒米ごはんを鶏肉に詰める際、残った場合は必ずしっかり再加熱していただきましょう。

焼き野菜は、じゃがいも、玉ねぎ、パプリカなど、お好みの野菜でも。焼き時間が長いので、火が通りやすいものは大きめに切るか、最初から入れずに途中で加えましょう。焼けたら先に取り出すでも◎

焼き時間は目安です。鶏の大きさや、常温にしっかり戻っているか、ご家庭のオーブンの種類等によっても仕上がりが異なりますので、様子をみて調整してみてください。
焼きたてで切り分けると、肉汁が流れ出てしまいますので、粗熱が取れてから切り分けましょう。

 

丸鶏の切り分け方(デクパージュ)

❶ もも肉の付け根に沿ってナイフを入れ、股関節を外し、もも肉を取り分ける。

もも肉を取り分ける

❷ むね肉を外す。中心に骨があるので、少しずらしてナイフを入れ、あばら骨に沿って肉をはがすように切る。手羽とむね肉がくっついた状態で、肩の関節を切る。

むね肉を外す

❸ お好みの大きさに切り分ける。背中の肉や、残った肉はスプーンなどでこそげ取る。

お好みの大きさに切り分ける
 

残った鶏ガラ、黒米ごはん、ほぐしたお肉で絶品鶏雑炊

❶ 残った鶏ガラ、水、酒を鍋に入れて火にかける。ネギの青い部分や、生姜があれば、一緒に加える。

具材を入れて煮る

❷ 沸騰したらアクを取り、弱火で1時間ほど煮込む。

弱火で1時間ほど煮込む

❸ ザルなどで濾す。

 

❹ 黒米ごはんを加えて煮る。お好みの固さに煮えたら、塩で味を調える。

黒米ごはんを加えて煮る
 

❺ 器に盛り、ほぐした鶏肉をのせれば、完成!

完成
 

鶏ガラから出た旨味を贅沢に味わえる、参鶏湯風の雑穀スープ。
この雑炊を食べるために、わざわざローストチキンを焼きたくなるほど!
分量はだいたいで大丈夫です。ローストチキンとセットで、ぜひ作ってみてくださいね。

 
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編集者プロフィール

矢田 規子 / 管理栄養士

管理栄養士/フードコーディネーター/フードスタイリスト 大学時代より栄養について学び、管理栄養士国家資格を取得。デパ地下で野菜を中心とした惣菜店を展開する企業を経て、フードコーディネーターのアシスタントを務め、料理撮影やTV・動画のフードコーディネート、料理講師など幅広く経験を積んだ後、独立。 栄養学の知識を活かしたメニュー開発や、料理撮影、スタイリングなどを行う。 二児の母で、離乳食や幼児食の大切さを日々実感中。 食の楽しみを第一に、日々の少しの工夫で健康も目指せることを大切にしている。

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