信州ファーム荻原
信州ファーム荻原長野県東御市
信州の良質な米処「八重原台地」で育む安全・安心なコシヒカリ
信州の蓼科山系の裾に広がる標高600~700mの中山間地にある八重原台地。清涼な天然水、大きな太陽、地力のすぐれた強粘土の大地は、作物の病気や害虫の発生がきわめて少なく農薬の使用が最小限ですむ、低農薬・低科学肥料栽培を可能にした長野県内有数の米産地です。
その恵まれた土地で、信州ファーム荻原さんは後継者のない農家から耕地を借り今では約65ヘクタールの農地を保有するまでになりました。
コメを中心に小麦、大豆を生産する農業法人を経営し、自社で栽培した品々は、農協に頼ることなく自前で販路を拡大してきました。また、あえてJASの認証を受けないことで、申請費用や管理コストを抑え、無農薬米の生産規模拡大を実現し、より多くのお客様へお買い求めやすい価格での販売を行っています。
大規模農業を若手のアイデアや行動力が支える
農作業事故で左腕を失った社長は、江戸時代から続いた農家をあきらめることよりも、人を雇い、採算が取れる規模に拡大する積極策を選び、大規模農業を経営する農業法人を立ち上げました。社長の長男の農業長を筆頭に、平均年齢28歳の若いスタッフがアイディアを出し合い、日々チャレンジをし続けています。
信州ファーム荻原では、「1.食卓に最高の笑顔を演出する百姓になろう!2.百姓だからこそ出来るおもてなしをしよう!3.若者でなければ出来ない百姓をしよう!」と3つの農業理念を掲げています。
地域の特性を上手に利用しながら、田んぼの中も外も農薬使うのではなく、極力人の手を使い雑草を除きます。畦の草刈や田んぼの中の草取りを人が行うのはとても重労働です。それを可能にしているのも若い”百姓”達が日々汗を流して頑張っているからなのです。
全日空のファーストクラスで採用された”信州りんご米”
長野県はもともと病気や害虫の発生が少なく、全国的に見ても農薬の使用量が少なくてすむ土地です。その中でも「信州りんご米」は、農薬、化学肥料を一切使わず、粘土質の大地で、蓼科山からの湧き水を用水とし、信州のりんごを一緒に醗酵させた「りんご堆肥」で土づくりをし、育てました。
りんごが有機物を分解する微生物や菌の活躍を促進、大変良い堆肥が出来たことで、土の力が増しました。おかげでさらに深い甘みが加わったおいしいお米ができあがりました。