青木農場(青木弘)
青木農場(青木弘)新潟県新潟市
江戸から続く18代目の米作り
青木農場さんの田んぼがあるのは、新潟県新潟市。黒崎地区と呼ばれる地域で、信濃川水系の清らかな水が豊富に流れ、地力が非常に高く古くから稲作や枝豆など農業が盛んに行われてきました。冬はしっかり雪が積もり、夏はしっかりと暑い四季がはっきりした地域です。代表の青木さんはアメリカ・カリフォルニアに長期の農業研修にいった経験があり、そこで生産から販売まで会社経営としての農業を学び、その知識を活かして本格的に農業を志したと言います。
適切な時期に、適切な作業をする
11haを超える圃場は一つ一つが丁寧に管理されており、秋には稲藁をすき込み、有機系の肥料など自然のものをベースに土づくりをしています。青木さんは実直に、適切な時期に、適切な作業をすることを心がけており、そのこだわりは種まきから乾燥調整作業まで、全ての工程において手を抜くことはありません。日々の管理でも、なるべく自分の足で田んぼを周り、稲に自分の足音を聞かせてあげるようにしていると笑顔で話してくれました。
爽やかな気持ちになれる仕事
米作りは、心が爽やかになると語る青木さんは、農薬の影響によりご家族が体調を崩されたことがあり、その頃から作り手の健康や環境のことを強く意識するようになったと言います。青木さんは試行錯誤を繰り返し、環境にも作り手にも負荷をかけない無農薬の栽培を目指していると話してくれました。「農と食で人々を笑顔に、地域を豊に」という経営理念を掲げる青木農場さんでは、お客様に愛されるお米を作り続けると共に、未来にバトンを渡すことを意識し、後継者の育成にも力を入れています。