青木功樹
青木功樹山形県南陽市
山形を代表するお米農家一家
江戸時代(宝暦8年)より代々続く歴史ある米農家。歴史に育まれた豊かな土があおきライスファームの宝です。
十三代の青木功樹さんは昭和33年生まれ、昭和54年に山形県立農業大学校を卒業後、農林水産省・海外派遣農業実習生としてアメリカのアイダホ州で1年間研修経験を持つ。帰国後は農業に従事し結婚、2女一男に恵まれ青木家の将来がかかる長男は東京農業大学卒業後、師匠である父の背中を見ながら美味しい米づくりを目指して二人三脚で日々奮闘中です。
昭和44年には祖父が穀物(あわ)を栽培して新嘗祭に献上実績のある経験豊富なベテラン農業者だ。
コシヒカリを越える米を求めて
「米農家をはじめてからいつか魚沼のコシヒカリを越えたいという思いでやってきた」と語る青木さん。
コシヒカリを越える為に、今までになかった新しい品種での米作りに挑戦してきた。ミルキークイーンもその一つ。もともと、山形の南陽市はコシヒカリの作付にはあまり適していないと言われていたが、温暖化のおかげでコシヒカリの北限があがってきた。そのタイミングでコシヒカリの突然変異種と言われ、当時新しく開発されたミルキークイーンの栽培を始めた。これが南陽という土地にフィットした。
ミルキークイーンで
米・食味分析鑑定コンクール金賞受賞
「はじめて食べたミルキークイーンの食感で思わずほろっときてしまった。」
「今まで多くの品種で栽培を行ってきたが、その土地の気候や水といった環境がいかに品種とマッチするかが非常に大事」と考えるようになったと語る。努力の甲斐もあり、日本最大の米・食味分析鑑定コンクールの第3回大会の総合部門でミルキークイーンを出品し始めて金賞を受賞した。
「今後も毎年開発される新しい品種を研究しながら、南陽の環境にあい、お客さんが欲する米を作り続けたい」と力強く語ってくれた。
惜しまぬ日々の努力と常に新しい開発を怠らない姿勢が、あおきライスファームさんの長い歴史を生んでいます。
青木功樹のお米
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