アイ農園(今中裕太)
アイ農園(今中裕太)京都府八幡市
水が豊富な恵まれた地形
アイ農園さんの田んぼがあるのは、京都府八幡市。宇治川、木津川、桂川と3つの川があり、昔から清らかな水が豊富に流れる米作りに適した地域です。土壌は粘土質で水もち、肥料もちの良い地域で、盆地のため夏は暑いが収穫前の朝晩はしっかりと冷え込むため、お米に旨味をしっかりと蓄えることができます。
研究を繰り返し、さらに上を目指す
なるべく化学肥料の使用を抑え、しっかりと時間をかけて土づくりをすることにこだわり、乳酸菌など独自の肥料設計を圃場ごとに調整しています。また、近隣の農家を師と仰ぎ、特殊な植え付け方法を実践することで、太陽の光を効率よくあて、風通しよく、健やかに稲を育てる工夫をしています。収穫後の乾燥でも手を抜くことなく、通常の3倍の時間をかけて天日干しに近い温度で丁寧に仕上げていると言います。
目指すのはカッコいい農業
祖父から米の作り方を学び、地域の方々と協力して米作りをしていますが、基本的には生産から販売までを1人で行っているため、苦労も絶えないと言います。それでも米作りを続けるのは、喜んでくれるお客様がいるから。味はもちろん、カッコいいお米、カッコいい農業を目指していきたいと話してくれました。