宮澤ファーム
宮澤ファーム(宮澤 和芳)長野県安曇野市
自然を愛する若人が北アルプスの清廉な水で育むお米
長野県安曇野市は北アルプスから流れる清らかな水が豊富で、温暖化が進む現在でも夜間の温度は低く、非常に恵まれた地域です。安曇野の良さは水、山、空気どれをとっても素晴らしく、自然豊かなところが大好きだと語る宮澤さんは、一度地元を離れ東京で暮らしていたといいます。離れてから改めて地元の素晴らしさに気がつき、この地で代々受け継がれてきた農業を仕事にする決意をしたそうです。
違いのわかるお米を作ることが腕の見せ所
食べた瞬間に「やっぱり宮澤ファームのお米は違うな」と思ってもらうため、先代から伝わるオリジナルのミネラル肥料や魚粉を中心に特殊発酵させたぼかし肥料、米ぬかに魚のエキスを吸着させた有機肥料などをうまく組み合わせ、天候や環境に合わせて試行錯誤を繰り返しながら米作りを続けています。近年は天候が安定せず、管理は非常に苦労していますが、お客様の声を聞き、求められるものを丁寧に作っていきたいと語ってくれました。
農業を憧れの仕事にしたい
地域の先輩たちが、自然を相手に一生懸命に農業を続けてきてくれたから、今までずっと美味しいお米を食べてこられた。自分が農業をできているのも先人のおかげ、と話す宮澤さん。これからもお米を作り続け、次の世代に繋げていきたいと考えています。農業の良さを伝えていくことで、農業が子供たちの憧れの職業になるように体現していきたいそうです。