横山農産サービス(横山忠弘)
横山農産サービス(横山忠弘)岡山県美作市
山々に囲まれ清らかな水と太陽の力に育まれたお米
横山さんの圃場があるのは、岡山県美作市五名地区。岡山県の北東部に位置し兵庫県との県境にほど近く、山々に囲まれた自然豊か地域で、日名倉山から冷たくミネラル豊富な水が流れ込みます。圃場近くを流れる吉野川は透明度が非常に高く、特有の砂地土壌は、過剰な養分を排出するため昔からうまい米が取れると言われてきました。晴れの国というだけあり、太陽が燦々と降り注ぎ、健やかに成長した稲は、濃厚な旨みを蓄えます。
平成生まれの娘が米作りを牽引
米作りは、代表の横山さんと平成生まれの兄妹を中心に家族で丁寧な米作りを続けています。娘の裕優穂(ユウホ)さんは大学を卒業後、真っ直ぐに帰郷して米作りの道へ。幼少期に父親の膝の上に乗せてもらい、トラクターやコンバインを運転した時の楽しさが忘れられず、農業を志したといいます。米作りが大好きだと語る裕優穂さんは、28歳という若さながら、農業機械やトラックなど何でも乗りこなし、横山農産サービスの米作りをしっかりと支えています。
孫でも安心して食べられるように
横山さんが最もこだわるポイントは「土づくり」。牛ふん堆肥、鶏糞堆肥を絶妙なタイミングで田んぼに入れ、深く耕すための専用の機械を用いてしっかりと混ぜ込むことで健康な土を作ります。また、日々田んぼの様子や葉っぱの色を観察し、栄養バランスをチェックすることを心がけ、孫も安心して食べられるよう化学肥料や農薬に頼らない米作りを目指しています。地域の土地を守っていきたいと語る代表の横山さんと、いつか自分の子供にこのお米を食べさせてあげたいと語る裕優穂さん。それぞれの想いを重ね、家族で味わい深い米作りを続けいきます。