八海山稲作研究会
八海山稲作研究会新潟県魚沼市
日本有数の米どころで、うまい米として名をはせる「新潟県魚沼地方」
日本でも有数の豪雪地と知られる新潟県魚沼地方は、豊富な雪どけ水を活かし先祖代々稲作が行われてきた。近年では、コシヒカリ栽培の適地として評価され、魚沼地方の水田では実に9割以上がコシヒカリを作付けしている。まさにコシヒカリ王国だ。
食味においても、日本穀物検定協会「米・食味ランキング」では、25年連続「特A」の評価を得ており、美味しいコシヒカリの産地としても知られている。
越後三山に積もった雪がコシヒカリを育む
農作物の中でも特に水稲は大量に水資源が必要だと言われ、水の良し悪しが米の美味しさを大きく左右する。越後三山に積もった大量の雪は、山のミネラルを多く含んだ良質な清流となり魚沼の大地を潤す。魚沼のコシヒカリは、この良質な水に育まれ美味しく育つ。また山間地に位置する盆地特有の気候「昼夜の寒暖の差」がさらに食味を上げる。日中は気温が上がり太陽の光をたっぷりと浴びて成長する、夜は気温が下がり蓄えた栄養分をお米の粒に蓄えていく。
魚沼の米づくり名人
八海山稲作研究会契約栽培米
美味しいコシヒカリを更に良質なものへと追求し続ける八海山稲作研究会。平成10年に発足して以来、農薬・化学肥料を削減した特別栽培に取り組み、今では地域の標準的な栽培方法として定着している。また、平成19年には、新潟県特別栽培農産物の認証と環境保全型農業エコファーマーを取得し地域農業の先進的な集団となった。
先人達の努力の賜「魚沼産コシヒカリ」を子や孫の代へと引き継ぐべく、常に研究・実践し続ける魚沼の米づくり名人達のコシヒカリは、正に逸品である。