城下和彦
城下和彦京都府京丹後市
海と山が育む、京都丹後産ゆめごこち
京都府最北端に位置する京丹後市は海、山、森など豊かな自然と地形に囲まれたエリア。日中は海から、夜は山からの風が吹き、風通しが非常に良く、健やかなお米が育ちます。穏やかな気候は稲作にとって理想の気候風土。里山から流れる清らかな水は、上流に民家がないため自然のまま田んぼに注がれます。
水管理にこだわり、稲の葉の観察を怠らない
過剰に肥料を意識しなくても、水を正しく与えていれば稲は育つとの考えから、400枚を超える田んぼの水管理を徹底しています。また、稲の根をしっかりと張らせるために、深く耕し、土壌環境を整えることで仕上がりの色や収量も調整。稲を見るときは、葉の色をじっくり観察し、水彩画の黄色のように透き通るような色の仕上がりを目指しています。
米農家七代目の歴史と誇り。妥協しない米作り
先祖から代々受け継いできた田畑は小さな田んぼも多く、管理はとても大変だが、七代農家を続けてきた歴史に誇りを持っています。そのためお米づくりで妥協はしたくない。農薬の使用は最低限に抑え、土や気候の状態を見ながらその年その年でベストなお米を作りたいと思っています。甘く味のあるお米をたくさんの人に食べていただけると嬉しいです。