佐渡農場(佐渡重仁)
佐渡農場(佐渡重仁)北海道芦別市
9割を森林に囲まれた自然豊かな環境
佐渡農場さんの圃場があるのは、北海道芦別市。北海道の中央に位置し、広大な市域の9割が山や森林に囲まれた非常に自然の豊かな地域です。盆地の気候で暑さはあるが、湿度は低くカラッとしており、北海道でもしっかりと日差しがあるため米作りにも適した地域です。代表の佐渡さんは35歳の時に家業を継ぎ、「ゆめぴりか」「ななつぼし」を中心に20haを超える面積で丁寧な米作りを続けています。北海道の広大な土地でも決して手を抜くことはなく、有機栽培や天日干しなど米作りにかける想いは強く、全国にお米を待つお客様がいるといいます。
自然の力を引き出す技術
有機JASや特別栽培など、農薬や化学肥料に頼らない米作りをしているため、有機質の肥料をベースに深く土を耕し丁寧に土を育むことを大切にしているといいます。自然の力を引き出すため、しっかりと稲藁を分解させ、気候に合わせて充実した稔りを作るように意識して臨機応変に細かく管理しています。また、佐渡農場さんでは、甘みを出すために天日干しで乾燥をしているお米もあり、根強いファンがいるといいます。乾燥機で乾燥する場合も通常の何倍もの時間をかけじっくりと調整することで味わい深いお米に仕上げています。
地域を守り、農業を繋ぐ想い
佐渡さんが米作りをしていて一番嬉しいのは、無事に収穫が終わり「今年も美味しいね」と言われる瞬間だといいます。「おかずがいらない、お米ってこんなに甘いの?」とお客様から言葉をいただくこともあり、さらに美味しいお米をるための活力になっています。生まれ育ったこの地を守り、発展させていくために、自分だけではなく地元全体が潤うよう働きかけることで、田舎でも農家でも頑張ろうと思える環境を作っていきたいと今後の目標を語ってくれました。大規模でも手を抜かず、丁寧な仕事が味わい深い米の味を作ります。