おひるね農園(谷野浩一)
おひるね農園(谷野 浩一)長野県佐久市
恵まれた自然環境で
「風まかせに生きてみる」
おひるね農園さんの田んぼがあるのは長野県佐久市協和。美しく雄大な浅間山を望む自然豊かな地域で、気候は夏でも涼しく、夕日は早く沈むため昼との寒暖差がしっかりとあります。粘土質の土壌であり、長野県の中でも美味しいお米が取れる産地とされています。おひるね農園さんはこの恵まれた地で山からの雪解け水を使い、小さな田んぼ3枚で丁寧な米作りをしています。代表の谷野さんは奥様と一緒にバックパック1つで世界を周り、そこで得た気づきから「風まかせに生きてみる」ことを意識し、農業を生業とすることを決めたと話してくれました。
カッコよく作ろうとしなければ農薬は必要ない
大切にしていることは農薬や化学肥料を使わないこと。無理してカッコよく作ろうとしなければ、農薬を使わずとも良いお米を作ることができるといいます。ポイントは適期に丁寧に管理していくこと。植物に無理をさせず、適期に作業し、美しさを求めなければ農薬はいらないと話してくれました。また、夏でも涼しい気候が農薬を使わない米作りを後押ししてくれています。おひるね農園さんでは、ほぼ全てバインダーで収穫し、お日様の力でじっくり天日乾燥させ、鮮度を保つために籾で貯蔵をしています。
自然と共に作る米の味
おひるね農園さんの米作りは農薬を使わないため、雑草との戦いが一番苦労するといいます。手押しの除草機でも取りきれない時は、田んぼに入り手で草を抜くときもあるといいます。どんな苦労もお客様からの嬉しい言葉を考えると苦労ではなく、作業をしている時にも虫や鳥、風など自然の豊かさを感じることができるため、とても気持ちがいいと話してくれました。風まかせに生き、求められていることを丁寧にしていく。おひるね農園さんだからできる、味わい深い米の味をご賞味ください。