会津猪苗代カンダファーム(神田 忍)
会津猪苗代カンダファーム(神田 忍)福島県猪苗代町

お米にとっての最後の楽園
福島県会津猪苗代は、会津磐梯山と猪苗代湖に囲まれた標高500メートル以上の盆地に広大な水田が一面に広がり、山と湖の織りなす雄大で美しい自然に包まれています。
磐梯山系の豊富な雪解け水と、有機質土壌の田んぼが数多く存在します。冬には1m以上の積雪がある豪雪地帯で、寒暖差が激しいこの地域は、温暖化が進む今日、お米が健康に育つことができる「お米にとっての最後の楽園」かもしれません。

100回以上の試行錯誤を経て、
たどり着いた「食べておいしいお米」
「日本一のお米を最短期間で栽培するには?」をテーマに、試験栽培用の田んぼを10枚以上準備し、異なる栽培方法、肥料構成を検証。食味計での測定や実食により、その年の最良のお米を選び出しています。
さらに、その年の最良のお米をベースに、毎年10回以上の試験を重ねました。10年以上にわたる試行錯誤を繰り返し、累計100回以上の検証を経てたどり着いた「食べておいしいお米」です。
北海道で採掘される天然肥料をはじめ、有機質肥料を独自の栽培技術で確立した「ブレンド力」によって、お米のおいしさを引き出す栽培を行っています。

毎日「稲の声」を聞くつもりで見ています
神田 忍さんは、毎日「稲の声」を聞くつもりで見ています。水は足りてるか、暑くないか、稲が健康に成長できるよう観察し、田んぼを丁寧に管理しています。畦畔の草刈りや、稲刈り前のヒエ抜きなど、一つひとつの作業を怠りません。
猪苗代スタンダードを維持しながら、その先にいるお客様の笑顔を思い浮かべ、日本一のお米を目指し作り続けていきたいと語ってくれました。