べにばなファーム(渡邊信太郎)
べにばなファーム(渡邊信太郎)山形県河北町

豊かな歴史と清らかな水に育まれる
河北町の米作り
渡邊信太郎さんの田んぼが広がるのは、山形県のほぼ中央に位置する河北町。
江戸時代から紅花の産地として全国に名を馳せ、最上川の舟運を利用して栄えた歴史を持ちます。現在も「雛とべに花の里」として、伝統行事や観光文化を大切に守り続けています。
月山の水や最上川の清流、寒河江川の水に恵まれたこの地は、粘土質や砂地など多様な土質が存在し、稲作に適した環境が整っています。
この地で渡邊さんは、ゆうだい21を中心に世界に誇れるお米を生産しています。

一枚一枚の圃場に合わせた最適管理と職人技の土づくり。
渡邊さんは、自らを「世界の畦塗り職人」と呼ぶほど、畔作り・土づくりに情熱を注ぎます。
約50枚の圃場それぞれの性質や水はけ、土質を見極め、稲が元々持っている生命力をどのように引き出すか、稲が喜ぶことは何なのかを常々考え、最適な作業内容とタイミングで管理。
水やりや施肥も稲の状態に合わせて調整し、稲が自然においしく育つ環境を整えます。
畔作りには通常の10倍以上の時間をかけ、土づくりこそが美味しさの原点であると信じて日々取り組んでいます。

ゆうだい21の第一人者として全国へ。
第23回米・食味分析鑑定コンクール国際大会で国際総合部門最高位の金賞を獲得し、翌年には特別優秀賞を受賞。
ゆうだい21の品質と知名度向上に大きく貢献し、2022年12月には宇都宮大学から功労者として表彰されました。
就農から10年目、4代目の生産者として、小規模ながらも徹底した品質管理で、河北町から世界へ誇れる米作りを続けています。
受賞歴
- 2021年(令和3年) 第23回 米・食味分析鑑定コンクール国際大会 国際総合部門 金賞(最高位)
- 2022年(令和4年) 第24回 米・食味分析鑑定コンクール国際大会 国際総合部門 特別優秀賞
- 2022年(令和4年) 宇都宮大学 表彰 品種普及功労 ゆうだい21知名度向上への貢献により功労者表彰
- 2022年 世界最高米 認定玄米 ゆうだい21国際総合部門 金賞


