11月
勝又農園さんの静岡県御殿場市産コシヒカリ
甘みの強いお米。軽やかな食べ口で和食党にぴったり!
食べた感想は「甘みの強いお米!」という第一印象です。粘りはさほど強くないので、お米の食感を表現する「もっちり」「ふっくら」とも違う、お米の芯を中心にほどよいコシがあるような食感も特徴的だと感じました。
そんな味わいと食感からすると、一般的なコシヒカリよりも「あっさり&さっぱり」とした食べごたえだと思います。でもそんな軽やかな食べ口が、脂っ気の少ない和食との相性をぐっとよくしてくれるので、和食党のおうちにはぴったりのお米かもしれません。食べるシーンでいえば、朝食なんかにもあっさりしているので食べやすいかもしれないです。
かぶの漬け物/作り方
材料(2人分)
□かぶ…小3個(約300g)
□塩…かぶの重さの3%(約9g)
□昆布…かぶの重さの1%(約3g)
□酢…大さじ2
□砂糖…大さじ1
□輪切り唐辛子…少々
レシピ
①かぶは茎を切り落とし、皮ごと漬けるのでたわしなどでしっかりと洗う。縦半分に切ってから5~6㎜幅に切る。
②即席漬け物容器に①を入れ、塩、酢、砂糖、輪切り唐辛子を加える。
③昆布はさっと火にかざしてやわらかくし、キッチンばさみなどで細切りにして加える。全体を混ぜ合わせてから重石をかけ、冷蔵庫で1日以上味をなじませる。
冨田ただすけ(料理研究家)
1980年山口県下関市出身、愛知県在住。南山大学を卒業し、食品メーカー「ロック・フィールド」勤務後、大阪あべの辻調理師専門学校で学んだのち、日本料理店での修行や「寿がきや食品」研究開発職をへて、独立。『AERA』(朝日新聞出版)で「しあわせの白ごはん」の連載を担当する他、ムックや企業へのレシピ提供多数。ウェブでは、「All About」の「シンプル和食レシピ」ガイドをつとめ、書籍化・アプリ化もされた個人サイト「白ごはん.com」(9万〜10万PV/日)を運営している。共著に『「粗食」のきほん~ごはんと味噌汁だけ、あればいい~』(ブックマン社)がある。