株式会社JA食糧さが
株式会社JA食糧さが佐賀県多久市
かつて海だった
ミネラル豊富な農業地帯
JA佐賀管内に広がる白石平野は、その昔は海でしたが、弥生時代以降の自然陸化と中世以降の干拓事業により、有明海に面した肥沃な土壌の農業地帯として、米や野菜が作られてきました。
佐賀県有数の穀倉地帯で主に作られるのは、超早期米「七夕コシヒカリ」で、平成元年から始まった取り組みです。4月上旬から田植えが始まり、8月頃に稲刈りがスタートする、この地域ならではの生産方法です。
超早期米「七夕コシヒカリ」を
競うように美味しく作る
超早期米「七夕コシヒカリ」をつくるのは、特別栽培米部会215名で125haほどの面積となります。減農薬・減化学肥料栽培に取り組む、佐賀県特別栽培農産物として、安全安心なお米づくりを行なっています。畦道も除草剤を使用せず、草刈りを行う徹底ぶりです。
美味しいお米をつくるため、年数回、穂肥診断や坪刈り、栽培講習会など実施しながら、部会員同士で技術を高め合っているそうです。
「やっぱ美味しかよ」のひとこと
のために
一年で最も暑い時期の収穫となり、年々厳しくなる暑さとの戦いです。生産者の減少もあり、栽培面積も減少しているそうですが、需要に応えるために生産者を増やしていきたいと言います。
お客様から「やっぱ美味しかよ」と言っていただくとやはり嬉しいので、お客様との繋がりを大切にもっとコミュニケーションを取れるようにしていきたいと話してくれました。