谷口農場
谷口農場北海道旭川市
北海道で100年続くこだわりのお米農家
明治33年(1900年)に初代が、お米作りの盛んな富山県魚津市より現在の北海道旭川に入植したのが谷口農場のはじまりです。現在は4代目になり、入植以来100年以上お米づくりを続けています。
この旭川は、原生林が多く残るエリアで、木材加工や林業で栄えた町として有名です。全国的にも旭川家具という名前は知れ渡っています。
北海道の屋根と言われる大雪連峰の雪解け水が忠別川に流れ込み、清冽で豊富な水に恵まれているエリア。また、川が多いので、地味豊かな沖積地帯を形成し、ミネラル分が豊富で水はけがよく、根っこが張りやすい土質となり、作物を作るのに適した環境となっています。
また、盆地に囲まれた内陸型気候のため、昼夜の寒暖差が大きく、お米作りには大変適した自然環境となっています。そのため、古くからこのエリアはお米作りが盛んなエリアとして知られ、現在は「上川百万石」とよばれ品質・収量ともに北海道を代表する稲作地帯になっています。
北海道で培った独自の栽培技術
谷口農場では、積雪寒冷地という気象立地と内陸盆地という地勢立地を地の利と受け止め、独自の栽培技術を培ってきました。
例えば、育苗のときから、床土に、もみがら、米ぬか、牛ふん、かき貝の粉末、海草、にがり等を発酵させた自家製ぼかし肥料を用いています。海山里の幸いっぱいの有機肥料がその土地に棲む土着菌の働きでゆっくり分解され地力となっていきます。
また、田植え後一週間から穂が出る頃まで3〜4回は有機発酵液(活性液)を散布したり、穂が出た直後から穂がかがむ頃まで2〜3回は植物ミネラル液を散布し、稲の生長をサポートしています。
より安心・安全なお米を皆様に届けたい
谷口農場では現在既に、北海道基準で農薬は基準の25%以下、化学肥料は基準の50%以下で栽培を行っていますが、今後さらに一歩進んで、有機栽培への取組みにも挑戦したいと考えています。当農場で栽培しているトマトでは既に有機栽培の実績があります。
また、有機栽培でお米を作るだけでなく、それを皆様がお買い求めしやすい価格でお届けできる形を目指したいと考えています。