特A地区、A地区特集
「特A」とは、全国各地のお米を対象に食味官能審査を実施し、格付けされたランキングの最高位のことです。
この食味ランキングは、日本穀物検定協会が昭和46年から実施しており、炊飯したご飯を実際に食べて評価する「食味官能試験」を実施しランクを決定しています。このランクは、複数産地のコシヒカリのブレンド米を基準米として、対象品種を比較しておおむね同等のものを「A’」、基準米よりも特に良好なものを「特A」、良好なものを「A」、やや劣るものを「B」、劣るものを「B’」として評価し、この結果を毎年食味ランキングとして取りまとめ、発表しています。
令和4年産のお米については、152産地品種の食味試験が行われ、そのうち40産地品種が「特A」に選ばれました。また、各地で誕生している新品種については参考品種として格付けされ、今回は青森県の「はれわたり」、秋田県の「サキホコレ」、大分県の「なつほのか」の3つが「特A」に選ばれました。
日本穀物検定協会で選抜訓練した専門の評価員である食味評価エキスパートパネル20名により、白飯の「外観・香り・味・粘り・硬さ・総合評価」の6項目について、複数産地コシヒカリのブレンド米を基準米とし、これと試験対象産地品種のものを比較評価する相対法により行います。米・食味鑑定士協会が実施するコンクールとは違い、お米のプロが味わう官能試験のみで評価を行うのが特徴です。
令和4年産のお米は、食味ランキングの対象となった152産地品種のうち、「特A」が40点、「A」が91点、「A'」が21点という結果になりました。「特A」の内訳を見ると、コシヒカリが8点、にこまるが6点、つや姫が4点となっており、昨年に比べるとコシヒカリは5点減り、にこまるは倍増しています。
これまではコシヒカリ一強だった米業界ですが、温暖化などによる異常気象に対応できる「にこまる」の栽培が各地で広がり、生産者の努力によって品種に合った栽培技術が確立され、食味向上に繋がってきたと考えられます。
お米を選ぶ
同じ品種でも場所や育て方で味は変わる
ツナギのお米はここが違う
日本全国各地には、米の栽培方法や土壌、品質管理に至るまで、
さまざまなこだわりを持つ農家が存在します。
丁寧に育てられたお米の品質は素晴らしいものの、その多くはスーパーなどでは流通せず、
全国的にもあまり知られていません。
美味しいお米の通販サイト【ツナギ】では"お米のプロ"である五ツ星お米マイスターが
全国各地を巡り、最高の品質・味・こだわりをもつ米農家を探し、直接取引をしています。
それにより、厳選した本当に美味しい、安心・安全な上質のお米だけを、
全国の契約農家から精米したての新鮮な状態でお客様の食卓に直送することを実現しています。